【為替相場の特徴10】酒田五法1

「 酒田五法 」 について1

おはようございます。ノーポジで出掛けていたところ、
先週の雇用統計にも先日の北朝鮮核実験という話題にも便乗できなかった為替にっきです。。
多くの通貨のレンジが上昇していたのに、残念です。

今回はこの記事でもチラっと触れました、酒田五法について考えてみたいと思います。


そもそも酒田五法とは、
江戸時代に本間宗久 ( ほんまそうきゅう ) さんという米相場師がいて、
その人がチャート ( 当時は罫線 ) 上によく表れるパターンを体系化したものです
( しかし原本はなく、信憑性にもギモンが残るところではあります )。

そしてこれが現代のトレードにも通じているために、現在に至っても広く知られているわけです
(ちなみに酒田という名前は、この人が住んでいた地域名から取られたそうです)。

確かにチャート上に表れる動きは、相場で儲けようとする市場心理の表れですので、
酒田五法が現代まで残っていることもうなずけると思います。

さてその酒田五法では、売り時、買い時、休み時という3つの姿勢を念頭におきながら、
以下のように大きく5つの法を定めています。

1.「三山(さんざん)」⇒売り時
酒田五法 三山

2.「三川(さんせん)」⇒買い時
酒田五法 三川

3.「三空(さんくう)」⇒状況判断によって売買いずれか
酒田五法 三空

4.「三兵(さんぺい)」⇒状況判断によって売買いずれか
酒田五法 三兵

5.「三法(さんぽう)」⇒休み時
酒田五法 三法

このうちおそらく1.と2.は、いわゆる三尊、逆三尊としても有名だと思います。
これは相場をマクロ的に大きく眺めたパターンの認識ですね。


これに対してミクロ的にチャートの一つ一つの動きに注目するのが3〜5です。

まず3.ですが、これはいわゆる「窓が開く」という現象が同じ方向へ3回続くことです
( ただし中長期の為替相場において、窓が開くということはあまりないと思われます)。
原則的にこのシグナルの後は、進行方向と逆へポジる、ということになっています。

なおそれぞれの窓開きには各々解釈があり、
 ・1回目の窓開きによる進行は強力
 ・2回目の窓開きでは、手仕舞いが増え進行が弱まる
 ・3回目では出遅れ組が、先行者による手仕舞いや逆張り組に刈られ始める
というように考えられているようです。


次に4ですが、これはトレンド転換を見るものです。
たとえば下降トレンドのなかで、短い連続した上昇が3回続いたときは、
上昇トレンドの転換である、というように考えるわけです。

ただし3本目の上昇に上髭がある場合には、根強い下降圧力があるため、
大きなトレンド形成にはなりにくいと考えます。


5.は4.の派生のようなもので、
トレンド方向への大幅な進行の後に、逆方向へ小さく3回動く場合をいいます。

そしてこの動きからは、4.のパターンなのか、
それとも引き続きトレンド継続なのかを判断しかねるため
いったんトレードを控え様子を見よう、というように考えるのです。
( 061014追記:実際にはこの三法は解釈が曖昧らしく、必ずしも休みではないようです
 売り・休み・買いの3セットなので三法だ、という話もあるそうです )。


酒田五法では、以上の大分類をさらに細分化して、より正確性を追求しています。

しかし酒田五法を知る上で何より大切なのは、これらの形を覚えることではなく、
これらの形を眺めて、市場の一般的な考えを知ることだと思われます。

これは囲碁や将棋の定石を学ぶことに通じることで、
自身の相場観を市場心理へ近づけることで、
より市場に即した自然な判断ができるようになると考えられるためです。

酒田五法については、個人的にとも興味深いため、
別の形式をもって次回にもう少し扱っていきたいと思います。



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